2016年09月29日

2016.9 余話

83回目の誕生日が今日だ。ぼつぼつと思っているが、まだまだあっちからの招待はない。
書庫の整理も最終段階に入った。『回』が幾部か残ってる。金井直と始めた詩誌である。同人誌の体裁だが
費用はすべて小生が負担した。あらかじめ最終号を決めていたから、その回になったらやめる約束だった。
その最終号に金井がぼやいている。同人になることを承知しながら、一度も作品を寄せなかった人がいると……。それで思い出した。中沢啓治の『はだしのゲン』を『週刊少年マガジン』に掲載したのは当時の編集長だった長野規だが、彼は一作も作品を寄せなかった。3号刊行時だったか、金井はそのことに不満だったようだ。仕事が忙しいんだよ、と小生は言った。作品を寄せなかった同人に歌人もいた。笹沢美明は作品を受け取ったことを連絡しないことを、電話で怒鳴った。嵯峨信之は同人名簿を見て、おかしな連中の集まりだな、と後藤に語ったそうだ。
そんなことをあれこれ思い出しながら書庫にいると、一日はあっとうまになくなる。
このところ雨が多い。
posted by 櫻本富雄 at 17:35| Comment(0) | 空席通信・余話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする